今年の選抜高校野球大会の出場校が決まりましたね。
今大会では注目されている選手が沢山いますが、今回は最速150キロの大型左腕として活躍が期待されている大阪桐蔭高校の松浦慶斗投手について調査します!
大阪桐蔭高校といえば、毎年のようにプロ野球界を代表するような選手を輩出している野球の超名門校ですよね。
2018年に史上初2度目の春夏連覇を達成したことも記憶に新しいです。
タレント揃いの超名門校の中にあって、既に2年時からエース候補の筆頭格として力を発揮してきた松浦慶斗投手、一体どこの出身なのか気になります。
そんな魅力溢れる松浦慶斗投手について今回はこちらをご紹介します。
★松浦慶斗の進路は日本ハム?
★松浦慶斗の父親は?
★松浦慶斗の脱臼トラブルは?
今回お伝えする情報から松浦慶斗投手の凄さも伺えるので、ぜひお付き合いください。
松浦慶斗の出身は?
最新号の週間ベースボールの特集はドラフト特集の第1弾です。1人の投手を紹介させて下さい。その投手は大阪桐蔭の松浦慶斗投手です。今回の表紙にも載っています。松浦投手は最速150キロの世代を代表する左腕で小、中学校の時代を旭川市で過ごした投手です#週間ベースボール#道新スポーツ#松浦慶斗 pic.twitter.com/VCu7q5TLCN
— 岩瀬昂大 プロ野球 垢 (@NPB12_) January 21, 2021
松浦慶斗投手の出身は、宮城県・石巻市です。
2010年に石巻市立門脇小学校に入学しました。
入学したばかりの小学校1年生の時、東日本大震災を経験し、津波で車が何台も流され、学校が漏れたガゾリンで燃えてしまう光景などを目の当たりにしたり、と辛い経験をしました。
その後、小学校2年生の時に親の転勤の都合で、北海道の旭川市に引っ越しをします。
転校先の小学校名は分からなかったのですが、出身中学は旭川市立明星中学校。
野球を始めたのは小学1年生からです。
松浦慶斗の野球の経歴は?
★<旭川>小学5年生:新富野球少年団にて投手を始める。
新富野球少年団で初めての試合で守ったポジションはライト。
★小学6年生:日本ハムジュニアに選出
★中学生:「旭川大雪ボーイズ」に所属しエースとして主軸打者を務め、
チームの柱として活躍。
★中学1年生:日本代表として世界大会に出場し、世界制覇を経験。
★中学3年生:直球が120キロ程度から138キロまで上がり、投手として大きく成長。日本少年野球選手権でベスト8に進出。
そして日本少年野球選手権でベスト8に進出したことがきっかけで松浦慶斗投手の進路が大きく開きます。
それは、同大会での活躍が大阪桐蔭の関係者の目に留まった松浦慶斗投手に対し、Uー15代表として選出されていた池田陵真選手(忠岡ボーイズ・現大阪桐蔭主将)から「一緒に大阪桐蔭で野球しよう」と誘いがあったことです。
大阪桐蔭に進学を決めた松浦慶斗投手のコメントからは上昇意欲の強さが感じられます。
「北海道では物足りないというわけではないのですがうまい人と一緒にプレーして自分を高めたかったからです」
引用:https://www.hb-nippon.com
道内外問わず多くの強豪校から誘いを受ける中で、松浦慶斗投手が強い上昇意欲をもって進学先に選んだのは「大阪桐蔭高校」でした。
松浦慶斗の進路は日本ハム?
日本ハム #大阪桐蔭 の150キロ左腕・松浦を今秋ドラフト上位候補にリストアップ― #スポニチ Sponichi Annex #野球 https://t.co/LXTSoOZS8W#松浦慶斗#lovefighters
— スポニチ日本ハム担当2021 (@SnFighters) December 31, 2020
2015年に松浦慶斗投手は日本ハムファイターズジュニアに選出されており、やはり好きな球団は地元の「日本ハム」のようです。
日本ハムといえば昨年のドラフトで地元出身の選手を3名指名したことが記憶に新しいですね。
日本ハム球団幹部には「(新球場が開場予定の)23年に道内出身選手を半分にできたら」との考えもあるようです。
「実力有り」「北海道出身」ということで、松浦慶斗投手は球団にとっても理想の選手ではないでしょうか?
実際に吉村球団GMも「昨年ドラフト1位の伊藤大海選手(苫小牧駒大)と同様に松浦慶斗投手を獲得して旭川を元気づけられたら」と話されているようです。
ここまでの話を聞くと相思相愛ですよね。
甲子園での更なる活躍をして、ドラフトでは松浦慶斗投手にとって一番理想的な球団に入団できるといいですね。
松浦慶斗の父親は?
#萌江キュンいしのまき
今週は都市対抗野球大会出場の#日本製紙石巻硬式野球部
出発式の模様です。日本製紙石巻工場は都市対抗モード。応援メッセージはもちろんホヤ!#ラジオ石巻 pic.twitter.com/PxfAaseyiP— ラジオ石巻 (@fm764) November 16, 2020
調べると松浦慶斗投手のお父さんも野球選手として活躍をされておりました。
お名前は吉仁(よしと)さん。
年齢は、2021年1月時点で49歳です。
高校時代に、北海高校で1988年春の甲子園大会(3回戦進出)と1989年夏の甲子園大会出場(初戦敗退)されており、甲子園を2度経験されています。
お父さんは松浦慶斗投手とは違い、外野を守っていたようです。
高校卒業後、社会人野球の山陽国策パルプ旭川硬式野球部でも活躍されました。
その後本社合併に伴い日本製紙が発足。
チーム名が「日本製紙旭川硬式野球部」に改称され、2000年に日本製紙石巻硬式野球部へ移籍し、後に監督を務めたとのことです。
第93回選抜高校野球大会に大阪桐蔭の出場が決まり、松浦慶斗投手はこのようにコメントしています。
「父の2度出場を超えたい。そのためには春夏の両方出ないと。将来は上の舞台でやってみたい。甲子園で優勝して、その先につなげられるような活躍をしたい。」
引用:https://akasann.biz
松浦慶斗の脱臼トラブルは?
つえー。
◆打席中に脱臼のアクシデント #大阪桐蔭 の先発・松浦「治し方知ってる」マウンド戻るも3連打浴び…V逃す(中日スポーツ) https://t.co/sISxR3oAp5— ヘッドスライディング榎本@ロッテが好き⚾️🏄♂️🇺🇸 (@Johnsonandgreg) November 1, 2020
2021年の高校生ナンバーワン左腕として評価の高い松浦慶斗投手ですが、心配される面も。
松浦慶斗投手は2020年11月1日の秋季近畿地区高校野球大会の決勝・智弁学園との試合で脱臼をしたことが報道されています。
4回裏の攻撃、2死三塁の打席でファウルを打った時に右肩を押さえてうずくまりました。
この時に右肩を脱臼してしまったようです。
結局その打席ではファーストへのファールフライ。
5回も登板しましたが、3連打を受け2点差に広げられてしまいました。
ただ、中学時代にもヘッドスライディングで脱臼した経験があることから、治し方は理解しているそうです。
この試合でもピッチングには響かせないようにと考えていたようですね。
松浦慶斗投手自身は「ケガするのも自分の実力。強い体をつくりたい。真っすぐだけで押す子どもみたいな投球はしていられない。制球難もあるので、課題はいっぱいある。」と話されています。
不幸中の幸いか松浦慶斗投手は左腕ですし、これからケガをしない身体づくりをして、その能力を十分に発揮してもらいたいですね。
自分の弱点や課題点を自分で理解していることが、強くなることに繋がると思います。
松浦慶斗の出身や進路は日本ハム?父や脱臼トラブルについても調査!まとめ
今回は、こちらについてご紹介しました。
★松浦慶斗の進路は日本ハム?
★松浦慶斗の父親は?
★松浦慶斗の脱臼トラブルは?
今年の活躍が期待される松浦慶斗投手について、いかがでしたか?
壮絶な震災の経験や記憶を乗り越えて、北海道から遠く離れた場所で「もっと強くなりたい」と決意した松浦慶斗投手。
その決意は着実に夢への扉に繋がっていると思います。
松浦慶斗投手の注目の投球が見られる第93回選抜高校野球大会はとても楽しみですね。
松浦慶斗投手が甲子園で投げる1投にどんな思いを込めているのか、そんなことを考えながら観るのも第93回選抜高校野球大会の見どころの一つだと思います。